ヨシュア5章

ヨシュアがエリコにいたときのことである。彼が目を上げると、抜き身の剣を手にした人がこちらに向かって立っていた。(13)

 ヨルダン川を渡ったイスラエルの民が最初にしたことは、割礼を受けるということでした。割礼は、主がアブラハムと契約を結ばれたときに、主の民のしるしとして受けるように命じられていました。しかし、エジプトでの生活が四百年続き、またエジプトで奴隷として生きる中で、割礼の習慣は失われました。ですから出エジプトの時に、すべての男子は割礼を受けました。しかし荒野の四十年間に生まれた人々は割礼を受けていませんでした。まず彼らは主の民としての自覚を身に付けなければならなかったのです。
 さてヨルダン川を渡ってイスラエルの民が最初に向き合ったのはエリコの町でした。ヨシュアはエリコの町を前にしてある意味不安を感じていたかもしれません。しかし、彼が目を上げたとき、そこに抜き身の剣を手にして立っている人がいました。この人は、主の軍勢の将として神から遣わされていたのです。