申命記13章

あなたがたの神、主に従って歩み、主を畏れ、その戒めを守り、その声を聞いて、主に仕え、主に付き従わなければならない。(5)

 やがて約束の地に入って行く時、イスラエルの民に他の神々を拝むように勧めたり、神の戒めに背くことを勧める人が出てくるかもしれません。それが預言者や占い師で、彼らが語った言葉が次々に実現するということがあったとしても惑わされてはいけません。奇跡が起こったとしても、それはその奇跡を行う人の語ることが正しいことの保証にはなりません。またその人が、未来に怒ることを言い当てることができたとしても、それだけでその人を信用してはいけません。モーセも、また主イエスご自身も偽預言者が出て来て人々を惑わすことを予告しておられます。
 私たちは、その人の語ることを注意深く聞いて、その人が神がすでに語っておられる主の言葉に沿った発言をしているかどうかを見分け、またその人がどのような生き方をしているかを注意深く見て、その人が本物か偽物かを識別しなければなりません。