民数記3章

レビ族を連れて来て祭司アロンの前に立たせ、彼に仕えさせなさい。彼らは会見の幕屋の前で、アロンと会衆のためにその務めを守り、幕屋の仕事をする。(6~7)

 モーセの兄アロンは祭司としての務めにあたり、またその子たちも祭司の務めにつきました。アロンの四人の息子たちのうち、上の二人は主に撃たれて死に、残されたエレアザルとイタマル、そしてその子孫たちが代々祭司として主に仕えていきます。
 ただ祭司だけで主の前のすべての務めをすることはできません。そこでモーセやアロンと同じ部族であったレビ族の人たちが祭司たちを助けてその務めを担ったのでした。本来でしたら、全イスラエルのそれぞれの家に生まれた長男が主のものとしてささげられて、その務めを担うべきでした。けれども、レビ人がイスラエル全部族の長男たちの代わりに主にささげられて、幕屋における様々な務めを担うことになったのです。そのために、レビ人もイスラエルの全部族も丁寧に数えられ、数が合わない部分については、贖い金を集めたほどです。私たちも主に仕えるために数えられていることを覚えたいと思います。