レビ記25章

五十年目の年を聖別し、その地のすべての住民に解放を宣言しなさい。それはあなたがたのためのヨベルの年である。あなたがたはそれぞれ自分の所有の地に帰ることができる。おのおのその氏族のもとに帰ることができる。(10)

 イスラエルにおいては毎週七日目を安息日として守ると共に、七年目を安息年として守ることが求められていました。七年目には種をまいたり、枝を剪定したりせず、農作物が伸び、また実るに任せます。そして、そのようにして生じた作物は貧しい人たちや、動物や家畜の食べ物となりました。
 そしてこの安息年を7回繰り返して、その翌年(五〇年目)はヨベルの年と呼ばれる大解放の年でした。ヨベルとは大祭司が吹き鳴らす雄羊の角のラッパのことです。その年には売られていた土地は元の持ち主の元に戻され、奴隷となったイスラエル人たちは解放されました。またこの年も農耕は休むことになっていました。主は安息年の前年には三年分の収穫があるから心配しないようにと約束されました。ただ、実際には、安息年とかヨベルの年を守るということはイスラエルの民に大きな主への信頼を求めるものでした。