出エジプト記5章

モーセは主のもとに帰って言った。「わが主よ、なぜあなたはこの民を苦しめられるのですか。なぜ私をこうして遣わされたのですか・・・。」(22)

 さて神の約束を握り、勇気を振り絞るようにファラオの前に立ったモーセでしたが、「イスラエルの神、主はこう言われる。『私の民を去らせなさい。』」と言っても、主とは誰かと言うことですし、それ以前にお前は何者だ、という話でしょう。ファラオはモーセたちの求めに対してさらに厳しい労役をもって応えます。
 最初はモーセたちの言葉を信じ、主を礼拝したイスラエルの民も、モーセたちに対して非難の声を上げます。モーセたちも事態がかえって悪くなっていることにすぐに気づいたことでしょう。
 私たちにもそのようなことがあるかもしれません。私たちは主に従ったら当然、すべてのことが好転していくと期待します。しかし、神に従って歩んでいるのに、いろいろなことが裏目に出るのです。そのような中で、モーセは主のもとに帰ります。そしてモーセは正直に主の前に自分の訴えを申し上げるのでした。