ヨハネ黙示録21:1~8

見よ、神の幕屋が人と共にあり、神が人と共に住み、人は神の民となり、神自ら人と共にいまして、人の目から涙を全くぬぐいとって下さる。もはや、死もなく、悲しみも、叫びも、痛みもない。(3~4)

 聖書は天地創造で始まり、新天新地で終わります。最初、神が造られた世界は人間の罪のために苦しみや悲しみやに満ちたところになってしまいました。人は互いに憎み合い、だまし合うようになりました。人の心は闇で覆われてしまいました。しかし、そんな人間を、そして世界を神は救おうとされました。そして私たちの救いのために、ご自身のひとり子、主イエスを送られたのです。そして主イエスはその十字架の上で私たちのためのあがないを成し遂げ、救いの道を開いてくださいました。誰でも信じる者は神の子とされ、永遠の命を与えられます。キリストにあって、信じる者は新しく創造されます。
 そして、主はこの黙示録において歴史を完成してくださいました。神は新しい天と新しい地を創造し、そこに私たちを住まわせてくださいます。そこは死も悲しみも叫びも痛みもありません。主によって涙をぬぐいとっていただいて永遠に生きるのです。