ヨハネ黙示録3:1~6

しかし、サルデスにはその衣を汚さない人が、数人いる。彼らは白い衣を着て、わたしと共に歩みを続けるであろう。彼らは、それにふさわしい者である。(4)

 5番目はサルデスの教会です。主イエスはこの教会に対して、「あなたは、生きているというのは名だけで、実は死んでいる」と告げられます。とても厳しい言葉です。彼らは信じている者として、生きていませんでした。そしてその歩みが主イエスに受けいられるものではないのに、そのことに気づいていなかったのです。主イエスはサルデス教会の人たちに、彼らが「どのようにして受けたか、また聞いたかを思い起こす」ようにと命じられます。私たちは時々、自分の信仰の原点に立ち返る必要があるのです。
 ただサルデス教会には、白い衣を着て、主イエスと共に歩んでいる人たちがいました。彼らは罪によって自らを汚すことなく、主イエスの恵みにとどまって主と共に歩んでいたのです。そのような人たちはこの教会では数人であり、教会の大多数はそのような歩みをしていなかったのでしょう。しかし、主は彼らのことを知り、覚えていてくださったのです。