Ⅱペテロ3:1~7

それは、聖なる預言者たちがあらかじめ語った言葉と、あなたがたの使徒たちが伝えた主なる救主の戒めとを、思い出させるためである。(2)

 主を信じていると言いながら自分の欲のままに生きる人たちは、主の再臨を待ち望むことをやめてしまっていました。確かに主が来られるということを知っていたら、放縦の中にとどまることはできないはずです。けれども、彼らは主の再臨を否定し、「主イエスが来られると言うけれど、天地創造このかた何も変わっていない」とうそぶくのです。しかし、そうではありません。主は最初造られた世界をノアの洪水の時に、一度水をもって滅ぼされました。主に背き続けることがどんなに恐ろしいことなのか、私たちは知っていなければなりません。
 私たちは聖書が語っていることをいつも思い起こすべきです。主が私たちに何を求めておられるのか、主が何をしようとしておられるのか、主が語り、主が約束されたことを覚えていなければなりません。私たちは主を畏れ、主の裁きの時が近づいていることを思って、さらに身を慎みつつ、真実な歩みをしたいと思います。