ヘブル3:12~19

もし最初の確信を、最後までしっかりと持ち続けるならば、わたしたちはキリストにあずかる者となるのである。(14)

 私たちは生ける神によって召し出され、このお方を信じて、確かな望みと確信を与えられました。大切なことは、最初の確信を最後まで持ち続けることです。与えられた望みを不信仰のゆえに手放してはなりません。
 イスラエルの民は、エジプトから救い出され、約束された乳と蜜との流れる地に向かって進んでいました。彼らはまさに喜びに満たされ、大きな望みを与えられて歩んでいました。しかし、12人のスパイたちが約束の地を見に行って、その地の様子を報告したところから彼らは不信仰になりました。その地に住む民が背が高く、町々は高い城壁で囲まれ、多くの馬や戦車を備えているという報告がなされ、スパイたちが不信仰の言葉を口にする中で、人々はつぶやき、不信仰になり、神に背きました。
 私たちも同じです。主イエスによって与えられた確信を手放してはいけません。主の約束はどんな目に見える現実よりも確かなものだからです。