エペソ5:1~6

こうして、あなたがたは、神に愛されている子供として、神にならう者になりなさい。また愛のうちを歩きなさい。(1~2)

 エペソ教会を取り巻く社会は非常に乱れ、汚れていました。性の乱れが蔓延し、彼らはみだらな冗談を楽しんでいました。多くの人たちは自分のことしか考えていませんでした。教会の外にいる人たちは偶像礼拝にふけり、自分の欲のおもむくままに生きていました。けれどもそのような生き方は「聖徒にふさわしい」ものではありませんでした。
 主イエスを信じる者は、神にならって生きます。神に似た者、神に喜ばれる者になりたいという熱い思いをもって生きています。それは神を愛しているからです。心から神を愛しているから、神の喜ばれる歩みがしたいと思うし、もっと神を見つめ、もっと神を知りたいと願うのです。
 なぜ神を愛するのでしょうか。それは神に愛されていることを知っているからです。神に愛されて神との特別な関係に入れられていることを知っているからです。