私たちは、かつては自分の罪過と罪とによって死んでいたものでした。確かに、主イエスを信じる前も、私たちは肉体としては生きていたでしょう。しかし罪のゆえに神との関係が断絶し、まさに霊的には「死んでいた」のでした。そのころの私たちは神に従うのではなく、この世を支配する悪の霊に従い、自らの肉の欲に従って生きていました。私たちは生まれながらの怒りの子でした。
しかし、神はそんな私たちを愛してくださいました。そしてその大きな愛をもって、私たちをキリストと共によみがえらせ、共に天上で座につかせてくださったのです。もちろん、私たちは今はまだこの地上で生活しています。けれども、私たちが主イエスを信じた時、私たちと神との関係が回復され、主イエスと共に治める者へと変えられました。単に、罪が赦されただけでなく、キリストの祝福を共にいただくという大きな恵みの世界に入れられたのです。