ガラテヤ4:1~7

このように、あなたがたは子であるのだから、神はわたしたちの心の中に、「アバ、父よ」と呼ぶ御子の霊を送って下さったのである。(6)

 確かに、私たちはどんなに大金持ちの子どもだったとしても、子どもが小さいうちは僕と何の差別もなく、また養育掛・後見人の下に置かれているでしょう。それと同じように、私たちは神の約束を受け継ぐ者であっても、かつては、律法の下に、もろもろの霊力の下に縛られていました。
 けれども神は御子イエスを律法の下に生まれさせてくださいました。そのことによって律法の下にいる私たちを贖い出すためでした。もはや私たちは律法の奴隷として、律法に縛られて生きるのではありません。私たちは子たる身分を授けていただきました。そして、奴隷ではなく、「アバ(「お父さん」という親しい呼びかけ)、父よ」と神を呼びながら生きることができるようにされました。それだけではありません。神による相続人として、神が備えてくださっているすばらしい宝を受け継ぐことができる者にされているのです。