Ⅰコリント10:23~33

だから、飲むにも食べるにも、また何事をするにも、すべて神の栄光のためにすべきである。(31)

 私たちはキリストにあってその贖いによって自由にされました。私たちは罪の力から、そして死と永遠の滅びから自由にされました。私たちは、奴隷としてではなく、自由の霊によって神に仕える者とされました。私たちは強いられて神を愛し、強いられて神に仕えるのではありません。私たちは自由と喜びをもって主に仕えていくのです。
 私たちは自由です。私たちにはすべてのことが許されています。ただ私たちが自分の自由を行使するときに、いくつかの大切な判断基準があります。第一に、それは益になるか、ということであり、もう一つはそれはほかの人の徳を高めるかどうかということです。私たちに与えられているのは自分の欲望を満たすための自由ではなく、神の栄光をあらわすための自由です。私たちは多くの人たちが救われ、それらの人たちが神を喜んで生きるために、また神をお喜ばせするために、自分が与えられているものを生かして用いていくのです。