使徒行伝20:1~6

プロの子であるエペソ人ソパテロ、テサロニケ人アリスタルコとセクンド、デルベ人ガイオ、それからテモテ、またアジヤ人テキコとトロピモがパウロの同行者であった。(4)

 パウロはエペソを去ってマケドニヤに行きます。そしてその地方を通りながら多くの人たちを励まし、ギリシャに行きます。ギリシャではおそらくコリントを中心に過ごしたものと考えられます。そして船でシリヤに向かおうとしていましたが、ユダヤ人たちの陰謀があることが明らかになり、コースを変更します。
 パウロはエルサレムに向かおうとしていました。それは異邦人教会で集めた献金をエルサレムにあるユダヤ人教会に手渡すためでした。そしてパウロは献金を届けるだけでなく、ユダヤ人教会と異邦人教会が一つとなるために、異邦人教会の代表たちも一緒に連れていこうとしていました。アジアからはエペソ人ソパテロ、また、テキコとトロピモ、マケドニヤ地方からはテサロニケ人アリスタルコとセクンド、そして、現在のトルコ中部の町々からはデルベ人ガイオとルステラ出身のテモテ・・・と各地の代表者たちがエルサレムを訪問しようとしていました。彼らの祈りと愛を届けるためでした。