使徒行伝14:1~7

それにもかかわらず、ふたりは長い期間をそこで過ごして、大胆に主のことを語った。主は、彼らの手によってしるしと奇跡とを行わせ、そのめぐみの言葉をあかしされた。(3)

  パウロとバルナバはピシデヤのアンテオケに続いて、イコニオムに訪れます。イコニオムにもユダヤ教の会堂があり、パウロはそこに行って主イエスのことを宣べ伝えました。イコニオムでも多くのユダヤ人やギリシャ人たちがイエスさまを信じました。しかし、主イエスを信じなかったユダヤ人たちは、教会に対してあからさまな嫌がらせをし、またあることないことを言いふらしていきました。主イエスが宣べ伝えられるところでは必ずこのようなことが起こります。つまり主イエスを信じる者たちが起こる反面、主イエスを信じることを拒み、反対する人たちがいるのです。
 しかし、パウロたちは大胆に福音を語り続けました。そして多くの奇跡が起こり、彼らの語るめぐみの言葉の確かさが証しされていったのでした。彼らはやがて、イコニオムにいられなくなって附近の地に逃れます。しかし、主イエスの福音はなお広まっていったのでした。